数年前、花壇にいた幼虫に興味を持った年長さんがおり、図鑑でよく調べ、羽化するまで育てたことをきっかけに毎年春になると”ツマグロヒョウモン”という蝶が、たくさん卵を産みに来るようになりました。そして、今年も幼虫が花壇のパンジーに大集合。なるべく「自然界で生きる姿を大切に」と、危険な場所で蛹になってしまった子たちだけを虫かごへ移動させ、幼虫から蛹、そして蝶へと育っていく様子を子どもたちと観察してきました。全く違う形へと変化していく姿はまさに生命の不思議。普段から虫に興味がある子もない子も、「今日はどうなってるかな」と成長していく様子を見守るように。蝶へと羽化した後は、「頑張れー!」と飛び立てるように自然と応援が始まる微笑ましい姿がみられました!小さな生き物でも、生命を大切にしようという気持ちが芽生えてくれたら嬉しいです。
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